2018/08/11

クラウドファンディングの目標金額を達成した「GPD Pocket 2」GPD社製品と競合する製品が続々登場か!?【コラム】

クラウドファンディングサイト(京东金融(JD.com)、INDIEGOGO)で出資募集をしているGPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)の新製品「GPD Pocket 2」、目標金額を大きく上回って達成してはいるものの、予想をしていたとおり今まで発表してきた製品よりも勢いが弱く、出資者数も少ないように感じます。他社製品の動向と一緒に簡単に状況を見ていきます。




目標金額を達成した「GPD Pocket 2」

初代(GPD Pocket)よりも薄く軽くスタイリッシュになったデザイン、大幅にパワーアップした「GPD Pocket 2」。多くのユーザーからの注目を集めていた製品だけにクラウドファンディングサイトで目標金額を大きく上回る資金調達を達成しています!

GPD Pokcet 2」は、2つのクラウドファンディングで出資募集を開始していますが、どちらも早期出資枠の定員数を増加しています。INDIEGOGOでは8GB/128GBモデルが609ドル、4GB/128GBモデルが529ドルで出資募集を受け付けています。

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現在の出資者数は

中国国内向けのクラウドファンディングサイト:京东金融(JD.com)では、この記事を執筆している時点では19,571名の出資者を獲得しています。内、18,656名はラッキーくじ(抽選で1名にGPD Pocket 2が当たる)などに出資をしている人です。

そうなると、実際に京东金融(JD.com)で「GPD Pocket 2」に出資をしているのは886人です。これに海外クラウドファンディング:INDIEGOGOで出資をしている人と合わせると全体で約3,000人の出資者を獲得していると見て良いでしょう。



「GPD Pocket 2」の勢いは弱い

GPD Pocket 2」は、クラウドファンディングで目標金額を大きく上回る資金調達を達成しています。しかし、全体で見ると約3,000人の出資者は多いように見えますが、今までに発表してきた製品と比べてしまうと出資者数は少なく感じてしまいます。

直近でクラウドファンディングで出資募集を行い、一般販売が開始された「GPD WIN 2」から日数が経過していないタイミング、初代(GPD Pocket)で多くのユーザーから好評だったトラックポイントを廃止したこと、サプライズと思える内容が少なかったことが原因ではないかと考えられます。

その後、GPD社は多くのユーザーからの反発・要望に応えるために光学式ポインティングデバイスを追加しました。しかし、これは途中で仕様変更を突貫工事のように行った初代GPD WINの失敗を思い出させるような形になってしまい、既存ユーザーに製品の完成度への不信感を植え付けることとなってしまいました。

そのため、既存ユーザーからの出資者(リピーター)が限られてしまったこと、初代(GPD Pocket)の性能で満足しているユーザーが想定した以上にいたことが出資者数に表われているものと考えられます。GPD Pokcet 2」のコンセプト自体は良いものなので、もう少し時間をかけて既存ユーザーからのフィードバックを生かした完成度の高い製品に仕上げて欲しかったです。



GPD社製品と競合する製品が登場か!?

GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から発表している製品と競合する製品が発表されるかもしれません。2016年7月に多くの出資やから「詐欺」と罵(ののし)られ、海外クラウドファンディング:Kickstarterのキャンペーンを辞退(キャンセル)した「PGS」に動きが見られました。

現段階でも「PGS」は正式なプロトタイプモデルを発表していません。しかし、ついにPGSの内部基板が公開されました。

そうはいっても「PGS」は2016年7月に海外クラウドファンディング:Kickstarterのキャンペーンを辞退(キャンセル)してからも、一度も正式なプロトタイプを発表できていないので、GPD社製品と競合する製品を本当にリリースできるかどうかは...疑問が残るところです。

また、公式ブログではGPD社が我々のアイデア・コンセプトを「借り」ていると批判をしています。

GPD Pocketシリーズよりも、正統な進化を遂げたライバル機「One Netbook One Mix」、その新しいバージョンが近いうちに発表される予定です。既存製品に付加価値を付けただけの製品なのか、まったく新しい製品をリリースするのかは現段階では不明です。(画像はIntel Core i7シールを貼り付け気持ちだけパワーアップした「One Netbook One Mix」です。)

OneNetbook社(深圳壹号本科技有限公司)は、「We will defeat GPD(GPDを倒す)」という強気の姿勢で挑戦をしていくようです。これからGPD社製品と競合する製品が増え、こういったニッチな製品でも多くの選択肢が生まれることは歓迎していきたいです。これからも競合する製品について何か動きがあればお伝えしていきます。

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