2017/03/29

「KS-PRO & KS-PROID」INDIEGOGOで出資募集!スタートアップ企業の新製品は実現できるのか!?

KS-PRO & KS-PROID
イングランドの首都ロンドンで、新しく設立された企業「Khiron-Sigma」は、8.2インチのUMPCの資金調達を、海外クラウドファンディングサイト INDIEGOGOで開始しました。目標調達金額:$300,000となっており、日本人の出資者をかなり意識しているようで、108日本語キーボードを搭載したモデルも用意しています。


「KS-PRO & KS-PROID」 INDIEGOGOで出資募集を開始


Windows10を搭載した「KS-PRO」、Androidを搭載した「KS-PROID」、2つのモデルを用意して、海外クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で資金調達を開始しました。どちらも、8.2インチのタッチパネル液晶、Qualcomm社のSnapdragon835を搭載し、4G LTE対応、長時間駆動(12時間連続稼働)、メモリー(RAM):8GB、ストレージ容量:128GB、トラックポイント採用(指紋認証機能付)と、満足できる仕様となっています。

仕様(スペックについて)


CPU:Snapdragon 835
OS:Windows 10(KS-PRO) または、Android(KS-PROID)
RAM:8GB
ストレージ容量:128GB
スクリーン:8.2インチ AMOLEDディスプレイ、ゴリラガラス3、マルチタッチ対応
解像度:2,560 x 1,440ドット(WQHD)
バッテリー:10,307mAh(12時間連続稼働)
ネットワーク:3G/4G LTE、Wifi 802.11 a/b/g/n/ac、NFC、Bluetooth 4.0、GPS with A-GPS
SIM:Nano-SIM
I/Oポート:USB Type-C x 2、USB 3.1 gen1 (USB 3.0 5Gbps) x 1、3.5mmヘッドセットジャック
本体サイズ:246 x 150 x 16mm
本体重量:640g
本体ケース素材:マグネシウム合金(CNC掘削加工)
放熱対策:冷却ファン搭載
特長:108日本語キーボード、バッテリー容量を増量(2倍)する専用ケースの選択可能
出荷時期:KS-PRO 2018年予定、KS-PROID 2017年11月予定
価格:KS-PRO    INDIEGOGO価格 $450、小売価格 $700を予定
価格:KS-PROID INDIEGOGO価格 $600、小売価格 $850を予定
※開発計画段階ということもあり、大幅に仕様変更となる可能性があります。

新しく設立された企業 「Khiron-Sigma」


新しく設立されたKhiron-Sigma社は、元Microsoft社の従業員が立ち上げた企業であるという情報はありますが、その他についてはすべて不明となっています。INDIEGOGOで出資を検討する場合には、実績がない企業(スタートアップ企業)の新製品に対して出資を行う、ということを理解しておく必要があるでしょう。

イメージ画像(CG)・プロモーション動画の公開


INDIEGOGOキャンペーンで、「KS-PRO & KS-PROID」について公開されているのはイメージ画像・プロモーション動画と仕様のみとなっています。モックオブジェクト、プロトタイプといったものについては、今後のアップデート(UPDATES)で公開されていくものと考えられます。

考えられるリスク


「KS-PRO & KS-PROID」は、スタートアップ企業であるKhiron-Sigma社の、初めての製品です。立ち上げられたばかりの企業なので、もちろん実績もなく、イメージ画像・プロモーション動画と仕様のみの公開となっているので、本当に製品を作りあげることができるのかがわかりません。
また、ここ最近のクラウドファンディング案件として、GPD WIN、Graalphone、PGS、GPD Pocket、GeminiPDAといった製品がありますが、どれも日本人出資者の比率が高いカテゴリの製品であることがわかっています。それを分析してか、日本人をターゲットにした出資コースが用意されています。悪くいえば、お金を多く集めやすいところをターゲットにした出資コースを用意しているとも考えられます。

まとめ


考えられるリスクが高いことから、INDIEGOGOキャンペーンでの資金調達は順調であるとはいえません。しかし、今後のアップデート情報、CES 2018(国際家電見本市)での製品紹介によっては、多くの出資者を集める可能性もあるといえます。
イメージ画像、プロモーション動画の公開だけでは、海外クラウドファンディング Kickstarterで出資募集を行っていた「PGS - Portable Console for PC games」と同じような印象を受けてしまいます。ただ、こちらの製品は実現することは可能な仕様であると考えられるので、製品を作り上げることができるかといったことが焦点になっていくのではないでしょうか。



6 件のコメント:

  1. 価格は別にして、機能自体は実現しそうなとこがなんとも言えませんね。
    ただ、ARM版Windows10そのものが互換性とかで大コケするリスクもあるので、手がでませんわ。

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    1. コメントありがとうございます。
      比べる対象として問題があるかもしれませんが、PGSと比べてみると十分に実現可能な仕様であると考えれます。指摘されているとおり、ARM版Windows10ということなので、現状のところ人柱覚悟で出資する!という決意が必要だと考えられますね。

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  2. 最初は手堅くって事なのかもだけれど無難すぎる商品のような気が
    泥のキーボード付きって事なら面白いけど価格が高すぎ+タブレットモードみたいに完全に逆二つ折りにできないのがマイナスかな
    デュアルブートならまだ多少魅力的かも
    今は単に小さなPCならほかに選択肢が山ほどあるのでちょっと微妙
    この系統が欲しいなら実績のあるGPDpocketに行くんじゃないかと
    thinkpadみたいな色使いは好きですけどね

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    1. コメントありがとうございます。
      スタートアップ企業の初めての製品としてリスクが高いにも関わらず、価格も高いので出資するには・・・といったところでしょうか。
      似たようなクラウドファンディング製品もあることから、アップデート情報が充実しないかぎりは、目標金額の到達は難しいと考えられます。
      デザインや、仕様については魅力的なんですけどね。

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  3. 日本人は小さなものが好きなんですかね。
    私も小さい電子機器が好きなんですが、冷静になるとタブレット+btキーボードの方がコストも利便性も勝ってるように思えて購入に踏み切れません。
    皆さんは既存製品の組合せと比較して、今更umpcの何処に優位性を感じているのでしょうか?
    水を指すようなコメントで申し訳ありませんが、「こんなふうに使うつもり」「こう使ったら凄く便利」というような話が聞きたいのです。

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    1. コメントありがとうございます。
      私の場合はクラウドファンディングでキャンペーンを行っている製品が、完成するまでの過程を楽しみたいということもありますが、人によっては複数の製品を持ち運ばずに完結できるといった利便性があるのかもしれません。
      使い方・楽しみ方は十人十色なので何とも言えませんが、その製品を使っている自分を想像して見て、価値を見出せるのなら購入すべきだと考えられます。

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